2015年05月

2015年05月31日

ネットラジオ入門

ネットラジオについて、少し書いてみます。

ネットラジオというのも、私なりに大きく分けて二種類あります。

1.電波を使っている放送局がネットで同時放送なりアーカイブ放送なりを行っているもの
2.電波では出ていないが、ネットだけで音声のみの放送を行っているもの

勝手な想像ですが、旧来のBCLの方々からすれば、両方邪道だということになるのではないでしょうか。
1.の方はまだ理解出来るが・・・、という方もいらっしゃると思います。

私としては、別にこれらはすべて聴取の対象なのだと思います。
そもそも、聴取の対象とされないのに放送している人がいるわけがありませんから。

ただ、聞いていて面白いのは1.の方です。
2.の方は、やはり、いちBCLとして考えた時に、電波を発しているというロマンがないからか、何となく腰が引けてしまいます。

私のブックマークに入っているのが多いのも、全体として放送時間が多いのも1.の方です。
2.の方は、個人が何となくやっているようなものも含めれば、数だけは沢山ありますが、一局当たりの放送時間からすると、かなり少ないことでしょう。

近年になってですが、2.の方も徐々に増えてきました。
日本語放送だけとっても、スプートニク(旧ロシアの声)がそれになったのもそうだし、先日ここで取り上げたTRTの日本語放送もそうです。
大規模な送信設備が要らない分、コストは人件費とちょっとしたネット利用コストくらいのものですから、コストという観点からすれば、かなりの優位性があります。

さて、BCLは放送聴取者のことを指します。
これらのネットラジオを聞くことだって当然、まさに放送聴取者の行為だと私は思います。
なので、ラジオ受信機を使わず、ネットで聞くということ、そして、その方法などについて、探ってみたいと思います。
(長くなりそうなので、途中で「つづく」となるかもしれません。)
- ところで、「ネットラジオ」という言葉自体が実は矛盾を孕みます。ネットでの(有線)放送ならラジオではないのです。英語圏のウェブサイトを見ると、確かに"Internet radio"と表現されていますけど、同じような矛盾を孕んだ言葉です。
- Radioは、無線のことを指します。放射線を出す同位体を持つ元素に「ラジウム」がありますが、意味はまさに放射線を出す元素、といったあたりになります。高校辺りで習うのだと思いますが、"radiation"だと、何かを放射することを指します。
- こういうことからすれば、「ネットラジオ」は、翻訳すれば、「有線ネットワークの無線放送」という意味不明な言葉になります。ただ、一般的に分かりやすい表現としてここでは用いています。「ストリーミング放送」とか「アーカイブ放送」とか言うのが正確なのだと私は思っていますが。
- それこそ、どっちでも理解出来るのでどっちでもいいのですが、近い将来、何らかの呼び名が付けられるくらいにメジャーになるといいですね。
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zq2000 at 22:30|PermalinkComments(0)BCLのこと 

2015年05月30日

TRT日本語のウェブサイト

TRT日本語のウェブサイトですが、http://www.trt.net.tr/japanese/ ←こちらです。

ポッドキャスト(Podcast)と書かれている部分が右中の上くらいにあります。
そこをクリックしてみました。

すると、なんと、再生不能!

良く分かりませんが、音声ファイルが壊れているのかもしれませんし、私のPCの環境のせいなのかもしれません。

仕方ないから、過去のアーカイブでも聞こうかと思ったのですが・・・。
ん?どこ見ればいいの?
と私みたいなおっちょこちょいな方も多いかと思います。

そこで、今日現在の情報ですが、概ね時系列の音声ファイル一覧に辿りつくまでをご紹介します。
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zq2000 at 02:14|PermalinkComments(0)受信ログ 

2015年05月27日

ラジオとPC

うちのポケットラジオであるRAD-F570Zですが、最近外に持ち歩くより、台所の顔になりつつあります。
うちのお子様の朝食などを作りながら聞いています。

台所にPCを持ち込んでいるケースもあったりします。
ところが、PCが立ち上がる途端にラジオにノイズが・・・。

PCから数十cm程度だと、ノイズだらけでローカル局でも全く聞こえません。
とんでもない強さのノイズです。
PCから1m程度離すとやっとローカル局が聞こえます。

更にPCから1m離れていても、私がダイヤルやボリュームを調整するために手を近づけると、それだけでノイズだらけになってローカル局がまたノイズに埋もれてしまいます。

手をかざしただけでノイズ・・・。これにはビックリしました。
私の身体はノイズだらけなのかとも思います。
身体にいいのかな、本当に(笑)

PCというよりは、AC電源のノイズがひどいのでしょう。

前にも書きましたが、電源と言えば、家の居間にある電話機やモデムの辺りにはAC電源だらけ。
もちろんノイズだらけ。
冷蔵庫も稼働状態によってはひどいノイズ。
電子レンジも、炊飯器もひどい。
もちろん、蛍光灯もそうだし、LEDはもっとです。

こんな環境で聞こえる放送もあるというのも改めて驚きです。


zq2000 at 01:53|PermalinkComments(0)

2015年05月25日

DR-920 総評

1月に買ったDR-920。
結構使っています。

DR920 20150124

邦貨にして2600円の割には、かなりの活躍ぶりです。
(本当は1500円くらいで買えました。時間がなかったので、店舗の言い値で、となると、どうしてもこうなってしまいます)

これまでも、いくつかのエントリーに書いて来ましたが、改めて、一通りの機能を使った感想などをまとめてみたいと思います。続きを読む

2015年05月24日

局名の中国語表記考(追記あり)

いつぞやどこかでこういう話を見たような見なかったような気がするのですが、局名を中国語であらわす時にどうするかという論点についてです。

どうしてこういう論点が生じるのかというと、以下の理由からかと思います。

1.中国局は、大きく大陸の局と台湾の局に分けられます。
2.中国語というのは大きく分けて簡略化された漢字、されていない漢字の二種類で表記出来ます。
3.中国語のアルファベットによる記載方法は複数存在しています。

このように若干複雑な事情があるので、どのように表記するかを論じる必要が出てくるわけです。

このブログでは、中国語フォントを使ってみたり、アルファベット表記にしてみたり、英訳してみたり、さまざまな表記を用いています。
別に統一する気はないのですが、どれがいいのか考えてみるのが良いと私は思いました。

アルファベットが一番楽ですかね。
英文アルファベットならPCでもすぐ打てますし、仮にアジア圏外の人たちが見てもすぐ分かりますから。
しかし、事情はそう単純ではありません。
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zq2000 at 22:30|PermalinkComments(2)BCLのこと 

2015年05月23日

コミュニティFMシリーズ(3) FMうらやす

もう一つご紹介します。
実は、FMえどがわと勘違いしていました。
こちらはラジオでは聞こえませんでしたが、後で車で、浦安近くのコンビニ駐車場で確認しました。

例によって、同社のウェブサイトから要約します。

資本金 1,000万円
周波数 83.6MHz
出力 5W(最大実効出力16W)
送信所 浦安市北栄(浦安駅の近くだと思います)
呼出符号 JOZZ3AS-FM
株主 不明(純民間と書かれているので、公的機関の出資はないと思います)
ベリカードは発行していない

社長さんが2陸技保持者のようです。
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zq2000 at 01:30|PermalinkComments(0)受信ログ 

2015年05月22日

コミュニティFMシリーズ(2) FMえどがわ

前回に続いて、葛西臨海公園等で受信出来たFM局について簡単に調べてみました。
今回は、FMえどがわです。

同社のウェブサイトから一部を要約します。

資本金 1億円(これが振込資本金だそうで、まさか未払の資本金があるのかな?あるいは、現物出資?)
周波数 84.3MHz
出力 10W
送信所 船堀
コールサイン JOZZ3AS-FM
株主 江戸川区が1割出資、その他は不明
ベリカードは発行している

という感じです。
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zq2000 at 22:41|PermalinkComments(0)受信ログ 

2015年05月21日

RT619DXショック(2)

RT619DX。
今回は短波中波FM以外のお話です。
単なる思い出話ですが・・・。

まず、このラジオがテンキー入力方式である点です。

これが購入時(たぶん98、99年とかだったと思いますが)の私にとっては魅力的。
昔BCLをしていた頃、店頭にあったICF-2001をいじった記憶がある程度でした。
手に入れたことはなかったのです。
したがって、この手のラジオは憧れだったわけです。

当時ICF-2001が発売されてから数年経っていたのではないかと思いますが、なかなか値下がりしなかったのですよ。
定価5万円ほどで、販売価格が39800円とか、そんな感じでした。
とてもではないけれど、高過ぎです。
仮に当時5万円出したら、アマチュア無線機のショボい固定機+アンテナが買えたのではないでしょうか。

ともかく、このラジオも、聞きたい局をダイヤル回さずに一気に選局出来るわけです。
ダイヤルはそもそも付いていませんけど。
それが一番の魅力でした。続きを読む

2015年05月20日

マルハマRT619DXショック

マルハマのRT619DXというラジオ(鳴物入、というサブタイトルがついています)があります。
DCF00006
(写真:RT619DX(左)とPL-660(右))

ラジオというより、受信機。
見た目は写真の通りトランシーバーです。もちろん、受信専用機です。

最近正常に動作することが分かったので、使っています。
頑丈そうな躯体ですので、そう簡単に壊れないとは思っていましたが。

で、短波も受信出来るこのラジオ。
外部アンテナを無理矢理つないで、深夜に16mbをちらり。

すると、うちのPL-660では雑音に埋もれている局がまずますの状態で受信出来ます。
アナログ受信機(非DSP)もなかなかやるものです。

ローバンドと選択度がいまいちなのが残念なところ。
PL-660を凌駕する感度があるということでしょうか。

以下詳細です。
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zq2000 at 00:28|PermalinkComments(4)受信ログ 

2015年05月17日

コミュニティFMシリーズ(1) いちかわFM

先日、葛西臨海公園で屋外受信した際に、いくつかFM局を聞けました。
一個ずつ調べてみます。
まずは、いちかわFMから。
市川市も出資する放送局です。
以下、同社ウェブサイトから一部要約です。
(問題あれば削除します。)

資本金 130,000千円

送信所 本八幡

識別信号(符号?) JOZZ3AZ-FM

出力 20W

株主は、市川市のほか、地元と思われる企業、団体。


ベリカードは発行しているとのこと。


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zq2000 at 22:45|PermalinkComments(2)外受信